さてさて、新しいPCも完成したことだし古いPCとはいえ、さっきまで使ってたものだし、まだバリバリと動くのでこれを生かさなきゃ。今では一家に一台のPCじゃなくて家族それぞれがPCを持っているお宅もあるでしょう。または、デスクトップPCとノートPCなどと1人で複数のPCを持っている人もいると思います。
たとえばPCが2台A、Bがあるとします。PC-Aのワープロデータを、PC-Bで利用したいときにどうしますか?FDにコピーして移動させれば簡単ですね。ではFD1枚に入らない10MBほどのデータはどうしますか?これまたCD-R/RWドライブなどを持ってる人も簡単に移動させることができますね。持ってないひとはどうしよう・・・FDに分割バックアップして何枚ものFDを用いてデータの移動をさせることもできますがかなりメンドイですね。
高速回線にてネットを利用してる人ならPC-Aから自分のメールあてにファイルを添付してPC-Bからそのファイルを受信するという面白い方法もあります。これならある程度のサイズまでのファイルならなんとかなりますね。
では650MBのファイルでしたらどうでしょうか?もうこうなるとFDで移動させるのには日が暮れてしまいます。たとえCD-R/RWに焼いて移動させても、一度PC-Aで焼いてCD-R/RWをPC-Bで開いてコピーするなどと段階をふまなければなりません。ましてやメールに添付するなんて、メールサーバーの容量にも限界がありますし、メールじゃだめならWebサイトのサーバーに置いてPC-Bからダウンロードするという手もありますが、そんな大容量のサーバーなど普通はありませんし、アップロードするにはADSL回線を利用していても遅く、困ってしまいます。そんな時に便利なのがネットワークの構成、家庭内LANです。学校や会社ではこのネットワーク構成を生かしているんですね。
2台のPCをつなぐだけならLANカードさえあれば、クロスケーブルというLANケーブル1本で済んでしまいます。PC-AからPC-Bへそのまた逆にもファイルの移動が高速で行えますし、どちらのPCからでもひとつの電話回線でインターネットに接続できてしまいます。
そして複数のPCを持ってるひとならば、そのうちの一台をWebサーバーにしてしまうということもできてしまいます。そうすれば、無料Webサイトなどによくあるウザい広告バナーの添付義務もありませんし、自由に掲示板やチャットなどのCGIプログラムを作動させることができますし、多量のデータをインターネット上に公開できます。サーバーの容量は無料サーバーにありがちな10MBまで、いや100MBまでという制限もなく自分が使用しているHDの容量ですからほぼ無制限です。
自分でWebサーバーを構築した場合、もちろん悪意のあるひとからによる自分のサーバーへの攻撃なども考えられますが、知識と対策方法を持っていればとても面白いことができると思いますよ。それだけに責任も必要となりますが本当の管理人≠ノなることができるでしょう。
自宅サーバーに関するサイトは以下のリンクがとても詳しく解説されています。インターネットは常時接続の時代にもなってますし、これからは自宅サーバーにてWebサイトを公開する人たちもたくさん出てくることになるでしょうね。
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