CPUファンも無事に動いたし、いちいちBIOS画面にて確認するのもメンドクサイのでマザーのユーティリティディスクに付属するCPUの温度やファンの回転数をWindows上からでも検知できるソフトを導入して気をつけた。今のところ高熱に耐え続けていたCPUは壊れてないようだ。そしてしばらく使い続けていたある日、PCの電源を入れるとファンは回るがOSが起動しない・・・というかHDが動いてない。
購入したMSIのマザーボードには図のようなUSBソケットを増設することができるブラケットをマザーに取り付けることができる。またこれに付随するランプの状態でPCパーツのどこの調子が悪いのか確認できるようになっている。4つのランプがありその配色するパターンによって状態がわかるものなので取り付けていたが、確認できるのはケースの裏側なので、今まで特に注意を払っていなかった。
こんな感じで色々なパターンがあるのだがなんと4つのランプが全て赤になっていた。4つ赤の状態はCPUが正しくインストールされていませんということらしい。CPUのインストールって何?ちゃんと装着されていないってこと?それならHDのデータに異常がない可能性が出てきたので安心はするもののこれまでCPUファンの停止のせいでPCの状態が悪いのは分かったが、やはり高熱に耐え続けていたせいでCPU自体がお釈迦になってしまった可能性も出てきた。
CPUソケットの接触不良なんてありえないしと思いつつもケースを空けて電源を取り外して、ファンも取り外してCPUを取り外し付け直してみる。元に戻して電源オン!すると何事もなかったようにPCは動き出した。CPUを取り付けたのは2003年の3月だったしそれ以来強い衝撃を当てたりすることもなかったのだが、やはり高熱のせいで少しはイカれてしまったのかもしれない。
なんとか使い続けるもまた再起動し始めたり、突然電源が切れるようなこともおき始めた。しかし、ケースを空けて電源を取り外して、ファンも取り外してCPUを取り外し付け直してみる。元に戻して電源オン!するとなぜかつく。また止まったら・・・・その繰り返し。そのうちネジをはめたりするのもメンドクサクなってくるので扱い方も乱雑になってゆく。精密機器は壊れやすいとかそんなことはどうでも良いのでこの煩雑な作業をしないで済む方法を考えているうちについにはケースからむき出しのままにして使用するという無謀なことをすることになった。これならCPUを取り外して付け直す作業だけで済むが、非常に危険だ。
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