モニターは実際自分の目で確認するのが一番なので家の近くのPC専門店が最近オープンしたのでその店で購入することにした。予算は3万程度で解像度はXGA以上対応、大きさは17インチ程度で手ごろなものを探していたところ、[ナナオ]、[iiyama]といったモニターメーカーとして有名なものだと値段がかなり高い。15インチの大きさで我慢できれば3万円で購入できるものの、見た目では14インチと大して変わらないし、17インチとくらべたら相当見劣りする。そんな中で激安PCを売りにしてPC業界に飛び込んできた[SOTEC]のモニターが目に止まった。大きさは17インチで機能も申し分なさそう。価格は・・・・おおっ!2万ちょっとで買える!迷うことなく購入するが、なにしろ17インチだデカイのなんの、とても持ち帰ることもできないし自転車に載せるって言ったってママチャリみたいに荷台があるわけでもないしカゴに無理やり乗せたらとんでもないことになりそうだ。
運送してもらえば良いのだが、かなりのデカブツなので送料がかなりかかる。送料込みなら文句はないんだが、早く購入したい気分でもあるし、自宅から徒歩15分、自転車なら5分ほどの距離だ。自宅には車はないし・・・と、意を決して持ち帰ることにしたが、店の出口あたりで力尽きる。
重さはそれほどでもないのに梱包しているダンボールが70cmの立方体程なので持ちにくいったらありゃしない。ひもの部分を持とうものなら指がちぎれる程だ。自宅にあるちょっとしたお買い物カートでは貧弱すぎて運べそうもないし・・・・と、店にあった台車を借りれるか店員に聞いてみると「ちゃんと返してくださいね・・」と笑われ快く貸してくれた。夜中の8時過ぎであったのでアスファルトの上をゴロゴロ転がしながらかなりの近所迷惑であったと思ったけど自宅に持ち運ぶことができた。
自宅に搬入後、台車を返しにいかなくちゃと思って折りたたんで持って行こうと思うものの、この台車がまたしても強烈に重いし、デカイ。酒屋のビールケースを運ぶくらいの手軽なものではなく、プロパンガスのボンベも運べるほどがっちりしている。30Kgほどあるだろうか?自転車ではとても運べそうにないので、結局何も載せないまま、子連れ狼のようにまたゴロゴロと店に持ち帰ることになった。たしか2001年初頭の頃のことだったと思う。購入したのは[SOTEC]のCF17K1という一般的なCRTモニターであった。
さてと、念願の17型モニターを購入したことだしと喜んでみたいものだが、以前の14型よりもさらに奥行きがあるし、一度机の上にモニターを設置したら部屋の模様替えをするのも大変なので机の配置換えをする。二台使っていた机の高さはほぼ同じだったので、邪魔だった部分が消え、モニターは見やすい。
型番
| CF17K1 |
画面サイズ | 17インチ |
ブラウン管 | ダイアゴナル管 |
解像度(最大) | 1280×1024ドット |
標準表示領域(mm) | 310(水平)×232(垂直) |
寸法(mm) | 410(W)×407(H)×430(D) |
重量(kg) | 15.8 |
17インチのXGAはさすがに見やすい。本当の所、液晶モニターが欲しかったがとても高価だし、このモニターも非常に映りが良くて全く問題ない。それから数年経った2004年のできごとだ・・・・。マザーの調子が狂ってマザー、CPU、ケースを購入後しばらく使っていたが年末あたりからどうもモニターの調子が悪い感じなのだ。突然モニターが真っ暗になりなることが頻繁に起こるようになってきた。ソケットの接触不良や埃が多量に付着してしまったせいもあるだろうからと念入りに掃除するもやはり突然真っ暗になることが何度もある。新品のものではなく中古製品であるためそれほど長続きしそうにはないだろうと思っていたが、修理に頼み込むほどのことでもなさそう。
そんなときは壊れたテレビを直すがごとくカラテチョップを加えると再び映る。PC本体が壊れていないことは確かなので安心するが肝心のモニターからの情報を得ることができない状態なのだ。モニターの映らないPCなんてただの箱同然。パーツの購入をしたばっかりなので更なる出費は痛いのでなんとか持ちこたえてくれと願うものの、Webサイトの更新をしたりする場合やエディタで文章を書いているときに限って突然真っ暗になることがあり非常に困る。カラテチョップを加えれば直るものの、衝撃を与え続ければ精密機器ではあるものだし近いうちに壊れるだろう。確か前に買ったテレビもチョップを繰り返すうちに全く無反応になり新たに購入したこともあるのでそろそろ限界だろうと、新たなモニターを購入することに決めた。
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