今使っているHDを新しいHDに取り替えるときは、マスターのHD、スレーブのCD-ROMドライブをはずして、マスターに新しいHDをつなげ、スレーブに取り外した元のHDをつなげます。ジャンパピンの設定などは説明書などに書かれています。
そして起動ディスクからのコマンドである[FDSIK]コマンドで新しいHDに区画C、D・・・などを設定し、C区画をアクティブにして、再起動させ、各区画をフォーマットしましょう。くれぐれも元のHDをフォーマットしないように注意してね!元のHDはまだつなげておかなければ安心ですね。ここでは新しいHDにWindowsが起動する基本区画であるC区画のみを作ったことにします。新しいC区画をアクティブにしないと、Windowsを起動することができないので、忘れずに!
またWindows2000/XPでは[FDSIK]コマンドなどがないのでHDの区画を設定することができません。増設したHDに対してはOSのセットアップ時、あるいはWindows上から区画の設定ができます。もちろんWindows9Xの起動ディスクを持っている場合はFD起動のMS-DOSにて[FDSIK]コマンドを利用することができます。以下の説明ではその場合であるとします。
左図の矢印線が概要です。
新しいHDの区画をCと設定したので、元のHDドライブの名前が変わってしまいます。この場合もとのCドライブはDドライブとなります。ドライブのマスター基本区画>スレーブ基本区画>マスター拡張区画>スレーブ拡張区画区画>という順番が優先されるので、元のHDの基本区画であるCはDとなります。ここで『WASH』を使って、元のHDのバックアップ先から新しいHDのC区画にリストアを行なえば、新しいHDからWindowsを起動することができます。
リストアのコマンドとしては WASH R C: G:
となりますね。
ドライブレターがずれFではなくGになるので注意!
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