昨年、電撃的復活を遂げた安全地帯であったが、実際はギターの武沢豊のツアー不参加もあり、2002年度の彼らの活動は玉置をはじめ、4人での活動となった。そして今年度いよいよ療養中の武沢豊の正式参加も決まり、マキシシングルの発売、さらにはソニーミュージックにおける安全地帯公式サイトの開設と新たな安全地帯の活動が開始されました。
9月18日マキシシングルを発売し、同月22日には彼らのデビュー前後の活動の拠点であった渋谷の「エッグマン」にての限定ライブを皮切りに、バンドとしてのコンサートツアーを10月3日千葉県八千代市市民会館にてスタートした。彼らの復帰を願っていた管理人でありましたが、もちろん今回のツアーにも足を運ぶこととなり初日のライブに行ってきました。
ツアー中に発売される『安全地帯]』の曲目は分かっていたが、耳にしていたのは先行シングルの2曲のみであり、今年のツアーではどのような構成で始まるのかと期待と不安で一杯であったが、もちろん満足のゆくツアーになりました。やってくれるであろう曲目はある程度予想していたが、新作アルバムを控えているため、以前のヒット曲は少ないのではとの不安もあるまま、初日の公演の18:30を待ちました。一緒に足を運んだ友人と1曲目は何が来るのかなぁと考えていたところ、やはり去年発売したアルバムのアタマにある「スタートライン」が無難だろうとの意見が達したところ、意外や意外、なんと彼らの代表作である「ワインレッドの心」がきした。会場も意表をつかれたのかイキナリの盛り上がりでした。管理人は2階席の1番前にいたため1階席の様子をじっくり見つつこれは期待できる!と確信をもったものです。
今回のツアーでは曲目はメモってきてないので、以下に示す曲目は順番や曲名が実際のものとは異なっているかもしれませんが、記憶を頼りに初日のツアーにて演奏された曲目を記載してみました。新曲はカラー文字で示されています。
★ワインレッドの心
★真夜中すぎの恋
「ワインレッドの心」の余韻が冷めないまま、次には彼らの代表作でもあり、師匠である井上陽水作詞で、ギターサウンドが最高な「真夜中すぎの恋」がきました。限定ライブでのアンコールのラストで歌われたとの情報を得ていたのでアンコールの一部に入るであろうと予想していたのが全くの大ハズレでこれまた嬉しい限りでした。
★?
そして、会場の熱気もそのまま、きいたことがあるイントロが・・・。去年のアルバムから「?」がきました。ちょっと一安心というか、会場の雰囲気もまさかの出だしの選曲であり1階席は立ち上がっているひとが多くいましたが、ここで落ち着いた状態になりました。一息ついたのかここでMCが入りました。玉置曰く「今日は新曲中心で・・・いつものように話すこともないんで・・^^;」などといつもの玉置節で話し始め、会場の笑いを誘っていました。“武沢さんお帰り!”という声援もここで多く聞かれました。そして盲導犬協会や、障碍を得ている方への寄付のお願いなどのお話をした後、行きますか!といった感じで次にすすみました。
★新曲(茜)
★新曲(カメレオン)
新曲が2曲歌われたのですが、なにであったか・・・たぶん、「茜」「カメレオン」だったような気がします。今回はギターの武沢豊の参加もあり同じく安全地帯のギタリストである矢萩渉とのギター合戦が演じられていた。やはりツインギターがないと安全地帯とはいえない!と改めて感じさせられました。武沢の軽快なステップに矢萩のブルースギターありと、素晴らしい演奏力でした。
★ショコラ
そして、これは先行シングルとして発売されていたバラードとなり、立ち上がっていたお客さんも席にすわりじっくりと歌声を聞き始めました。
★新曲(月見草)
★新曲(この星はみんなの星)
この新曲は間違ってるかも・・記憶が・・。さらに聞いたことがない新曲が続けられ、もしかしたら以前のヒット曲はほとんどやらないのか!?と不安になってきました。もちろん、2003年度の安全地帯としては問題ないのだからなどと頭の中はいろいろな期待や
不安が混じる中やってくれました!!
★瞳を閉じて
意外以外(シャレではないが・・^^;)のなにものでもない!!、安全地帯としてはマイナーな曲であるが、歌声をじっくりきくことのできる「瞳を閉じて」がくるなんて、少し感動してしまいました。管理人も以前の曲の中から予想曲をオリジナル自作CDとして聞き込み、友人にも渡しておいたのですが、全く眼中になかったこの曲に意表をつかれました。これはひょっとしたら、ひょっとすぞ!
★いま
うむ、これも去年の作品だ!どうなるんだ、どうなるんだ〜
★消えない夜
うぉ〜〜〜、来た来た北キタ、これ来ちゃって良いんですか〜と会場の反応。誰も予想できなかったはずの切ない曲がやってきました。もう、この時点で今日来たかいがあったよ〜と思うほどでした。
★恋の予感
もう、これは外せない、管理人のカラオケの18番でもあるとっても良い曲がきました。玉置の声には到底及ばないが、この曲が完璧に歌えたら、最高だと思える素晴らしい曲です。
★デッサン
安全地帯らしさのでるサウンドが続き・・・・
★あの夏を追いかけて
★ジョンがくれたGUITAR
おいおい、まさかまさかじゃないの?ありえるのかーーーー!!!!とくに「ジョン」はすごい、これは。ジョンだぁ〜とコアなファンには分かる共通の嬉しさを感じました。しかし、去年だったらジョンは絶対ありえなかっただろう。
★ハードル
もーっ、このままいってしまえ!!
★I love youからはじめよう
気づいたら安全地帯の代表作がきて、去年もこのあたりから終焉へ向かっていたとの記憶がよみがえり、“ちょっとまだやってないのあるよ〜”と不安が募る中・・
★新曲(雨のち晴れ)
来ましたねぇ。何か忘れていると思ったら、やはり最新シングルのこれがこないとね!もちろん、桜井君たちの曲じゃないぞ!
★この道は何処へ
この選曲ありなん?もう、コアなファンでも意外な曲が挟み挟みでくるので、最高な気分が味わえてはずだ。
★新曲(明星)
このあたりで、これからの活動に関するMCが入ったような気がしたけど今回のツアーの選曲の驚きもあったせいか、記憶が・・・。ツアー中に発売されるアルバム『安全地帯]〜雨のち晴れ〜』のアタマを飾るとてもよい曲です。このような曲を作りたかったと語っていたはず。後のダブル購入者の特典限定ライブでの様子でもこの曲について同じように言及していたことが分かった。ここでメンバーは一旦、ステージを降りていく。もちろんアンコールを要求する拍手が続く。
★アンコール(悲しみにさよなら)
★オーラス(夏の終わりのハーモニー)
メンバー登場のなか、彼らの最高のヒット曲「悲しみにさよなら」をお客さんにも歌わせる、余裕をみせつける。“ひとりじゃないさ〜”からの続きは最高に感動しました。いよいよ、オーラスかな、と、今回のラストは「あの頃へ〜2003 New Version」がくるだろう、いや、やはり去年と同じように安全地帯最高のバラードである「あなたに」でくるだろうとの予想をしていたが、忘れていました、ラストを飾るふさわしい曲はまだまだあったのです。今回は季節柄、最高のラストとなりました。10月初旬であり夏の暑さも薄らぎ、秋の深みもつのるなか「夏の終わりのハーモニー」がきました。陽水のパートも少しだけ観客に歌わせている様子が感じられ、終始メンバーも笑顔をみせ初日のツアーが終了しました。
サポートメンバーにはキーボードとして玉置夫人の安藤さと子、パーカッションにカルロス管野、安全地帯ギタリストの武沢豊も加わり、ようやく5人そろっての安全地帯となった。現在もツアー中で、アンコールの一部に玉置ソロの「田園」も歌ってるそうだ。紅白のバックバンドはこのとき「TOKIO」が担当。玉置はボーカルの長瀬に赤いギターをプレゼントしたという話を聞いたことがある。
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