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10年の沈黙を破って、夢はまた始まる
2002年度は安全地帯にとってどんな年だっただろうか。もちろん復活の一言に尽きよう。しかし、玉置浩二によると自然に昔のメンバーが集まってきてもう一度やってみよう。バンドとして遣り残したものがある。とのことであった。7月には新妻である安藤さと子との共作である「出逢い」という新曲をだして、安全地帯として新たなスタートをきった。これは当然嬉しいことであったのだが、作曲に奥さんの協力を求めたのは意外であった。なぜなら安全地帯の作品はすべて作曲:玉置浩二で通してきたのである。作詞は井上陽水のものも少々あるが、ほとんど松井五郎氏によるものである。当然、この新曲も松井氏によるものであるが、安全地帯として10年間活動してこなかった玉置のなかにも変化があったのであろう。昔のようにカッコだけでは唄えない時期が来ているのは自明であるし、時代がもとめている歌も違うだろう。昔の安全地帯を求めているファンにとってはここは賛否両論であるようだ。もっと安全地帯らしく・・、これはなんとも説明しがたい。玉置ソロ時にサポートメンバーとして認められ伴侶となったから特別のはからいなのか、はたまた女性問題で懲りたのか。薬師丸ひろ子と歌っている作品もソロ曲にはある。

そして、8月、新生安全地帯として、アルバム『安全地帯IX』を発表。これまでもオリジナルアルバムのタイトルにはローマ数字が使われてきたのであって、IXというタイトルに嬉しさのあまり小躍りしたファンも多かったに違いない。発売直後はオリコン10位前後となかなかの売れ行きであった。

さらに進んで9月、いよいよ安全地帯というバンドとしての本格的活動がはじまる。安全地帯コンサートツアー2002だ!熱狂的な支持を受けている香港のライブも大成功した。管理人も地方コンサートに足を運び、嬉しさとともに新生安全地帯を確認することができた。これまで本当に復活を待ち望んでいたし、もう再活動はないと何度も思った。

そして月日は流れて、安全地帯コンサートツアーも中盤を迎えることとなるがなんと追加コンサートが決定!これは行くっきゃないとばかりに、発売日にチケットセンターに電話するものの・・よくあるようにつながった瞬間、売り切れました。であった。なんとももどかしい気分であったが、ファンクラブの方からチケットを譲り受けることができることになり、12月22日の最終追加公演に足を運びました。

ただ残念だったのが、安全地帯ギタリストである武沢豊が怪我によりツアー不出場ということであった。5人そろった安全地帯を見るのは先になるかもしれないが玉置浩二はコンサートでこのように言っていた。「14のときからバンドを組んできました・・・・これまでこれたのも皆さんのお陰です。これからも10年、20年とやって行くのでよろしく!」とのことだ。今後の安全地帯の動向が楽しみである。

安全地帯活動情報2002
2002/12/22
 安全地帯コンサートツアー2002盛況ののち終了

2002/12/04
 祝!安全地帯ニューシングル好評発売中!
 「反省/あの頃へ」
 北海道シチュー&グラタン CM
 新春ワイド時代劇『忠臣蔵 〜決断の時』
 主題歌(2003.1.2放映)

安全地帯香港ツアー大成功!
 [スポニチアネックス 芸能] 記事
 [華麗に帰ってきた安全地帯]

祝!安全地帯コンサートツアー2002始動!!
 9月5日からスタート
 12月22日東京厚生年金会館にて最終公演

祝!安全地帯オリジナルアルバム発売決定!!
 『安全地帯 IX』好評発売中!
初回限定盤はCD+DVDの2枚組!
 CD(14 Tracks +Bonus Track)とDVD(『出逢い』PV)
 ソニーのHPへGO![Sony Music Online Japan]

2002/07/10
 祝!安全地帯オリジナルシングル発売決定!!
 「出逢い」好評発売中!
 長年の月日を経た待望のシングル!
 日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」主題歌

2002/05/29
 『Goro Matsui&Koji Tamaki Ballad Collection Only You』
 松井五郎氏とのバラード集2枚組!好評発売中!

安全地帯復活について語る
以前からうわさされたことが何度もあったが、安全地帯が10年ぶりに活動を再開しはじめました。玉置浩二のソロ活動、俳優活動などによりバンドとしての存在意義はどうなってしまったのかであったが、玉置浩二の音楽活動には常に安全地帯のメンバーはバックバンドやサポートメンバーとして携わっていたようである。ここ数年間で解散してしまったバンドの復活も多く、ファンの間の中では安全地帯の復活もあるのではと多々ウワサされていたのだが、2002年度のシングル発売にともない現実になりました。活動停止中の中で、レコード会社は彼らのベストアルバムやら、過去のライブアルバムを発売し、さらにはライブビデオのDVD化と復活を望むファンをヤキモキさせていた。

管理人も1999年度の玉置浩二のコンサートで玉置自身が「来年は安全地帯やります・・・」との話を聞いていたが、その後大きな変化もなく、まさかの復活であり多くのメディアがその復活を報道したのは記憶に新しい。彼らのファンの多くはアダルト世代が大半であろうが、この復活に伴い新たなファンも多数出てくるであることを願っている。実際ライブでのお客さんのファン層は広い。若いお母さん世代が最も多いが、子供から、年配の方までさまざまである。そして、意外にも男性ファンが多い。安全地帯全盛期のころには女性ファンばかりであっただろう。

安全地帯コンサートツアー2002 ライブにも行ってきました(^^)/
地方ライブであったが、前売り券を入手することができなく、途中で大学を抜け出すことを思いつき、おもむろに当日券の販売を期待していたらなんと10枚ほどあるとのことで、5時間ほど並んだ末、チケットを入手することができました。アルバム発売後のツアーでもあり、以前のヒット曲は多くはやらないだろう・・・。かと少し不安であったが、その不安は見事に覆されました。曲目はメモってきたので、紹介してみますね。色文字は最新アルバム『安全地帯IX』に収録されているものです。
安全地帯コンサートツアー2002 曲目リスト
スタートライン
どーだい
We're alive
反省
なにもない海へ
二人称
遠い昔

恋の予感
夢の都
出逢い
夏の終わりのハーモニー
君は眠る
一本の鉛筆
ハードル
野蛮人でいい
好きさ
じれったい
熱視線
I love youからはじめよう
ひとりぼっちのエール
ワインレッドの心
悲しみにさよなら
あなたに

なんと23曲中新曲は9曲であり、コンサートツアー2002というよりか、完全なる復活コンサートという感じで大満足でした。1曲目は当然であろう、最新アルバムの頭に収録されているスタートライン。これは順当であった。なんとその次は意表を突いたかのようにノリのよい曲、どーだいがきました。CDで聞いてみるとそれほど良い感じはしないのだが、実際は観客全員踊りまくりのすばらしい曲であった。管理人も隣の見知らぬ人と肩を組んで踊ってしまいました(^^♪。

サポートメンバーとしては、玉置浩二の奥さんである安藤さと子がキーボードとして、また、オルケスタ・デ・ラ・ルスに所属していたカルロス菅野がパーカッションとして参加していました。二人とも玉置のソロ活動中もサポートメンバーとして常に携わっていました。

その後も以前のヒット曲を間にはさみつつ、最新アルバム曲も歌い続け、合間に一言一言ファンのみんなの反応を伺いながら、「ありがとう!」という玉置の言葉が印象的であった。

「好きさ」あたりからはもう完全なる以前と変わらぬ安全地帯であった。ただ、以前のような玉置のメーク顔がないだけである。周りを見ていると泣いている女性ファンも多かった。管理人も大好きな曲である「ひとりぼっちのエール」での最後の歌詞、泣いてる君はひとりじゃないから〜♪≠ニいうところでは思わすググッときました。その後ラ・ラ・ラ〜と歌い続けるのだが、会場全体が一体となり安全地帯の復活をみんなが実感している様子が伝わってきました。

その後メンバーは頭を下げステージを降りていく。当然のようにアンコール・アンコールと拍手が沸く中やってくれました!「ワインレッドの心」「悲しみにさよなら」と大ヒット曲が続きます。最後は安全地帯最高のバラード「あなたに」で締めくくりました。

いやぁ〜、本当によかった。よかった!

最初のMCで言ってくれたこのことば・・・「こんばんは、安全地帯です」この言葉を何年待ったことか、この感動は忘れられないものとなるだろう。

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