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SPTOOL改訂版について
WindowsXP SP2が出荷されて日にちがたちましたが、電気店や郵便局での無償配布や高速回線のおかげで、XPユーザーの大部分のひとがSP2を導入したのではないかと思います。とくにパワーユーザーの方や頻繁に再インストールを繰り返すユーザーにとってはSPの適用というものは非常にめんどくさいのでXPインストール時にSPが既に導入されているほうが好ましいものです。そんな中でこのサイトでもSP2の最終評価版が出荷されたころからインストールCDへのSP導入ツールを配布していたのですが、多くの方がご利用になったようです。某大手掲示板からもリンクがはられ、一部のサイト でも紹介されてました(^^♪

訪問者の方からも使用感想のメールをいただきました。またご利用された方の数名から[SPTOOL]を利用してインストールCDの作成はできたけれど、ファイルサイズが700MBを超えてCD-R/RWにライティングすることができないという報告もいくつかありました。これは作成に利用したXPのインストールディスクなどによって700MBを超えてしまう場合があるとのことでしたので、この事象に対応する[SPTOOL]の改訂版を配布することにしました。

ここではページを改めて改訂版の使用方法等を検討してみます。

改訂版  [ダウンロードする] 433KB sptool2.lzh  旧バージョン [ダウンロードする] 433KB sptool.lzh

『We're alive』が雑誌に掲載されました!「DOS/V magazine」にて当サイトの WindowsXPSP2適用化ツール
「SPTOOL改訂版」が紹介されました。 「DOS/V magazine」公式サイト  [Vwalker.com]
日本語正式版ようやく出荷
2004年今夏中と騒がれていたWindowsXPのサービスパック2日本語版が9月2日にようやく出荷となりました。RC2版などのβバージョンを組み込んでいた方も多いのではないのでしょうか。SP適用CD作成の題材はRC2版を用いた解説でしたが、正式版でも同様です。

今回は正式版にての内容を探ってみようかと思います。正式版にての大きな変更点は、マスコミなどの発表が参考になると思います。テレビのニュース番組でも取り扱われていました。Windows95発売ほどの騒ぎではありませんでしたが・・・。

フルインストール版はRC2のときよりもやや大きくなり300MB弱の巨大なファイルである。ダイヤルアップのアナログモデム回線では何時間かかるのやら・・・・。ADSLをはじめとする高速回線が必須。

ファイルのダウンロードにおいてもブラウザ側からセキュリティの警告をしてくれる。これもSP2の新機能だ。

9月中旬から、PCショップなどでSP2インストールCDの無償提供、10月からは各地の郵便局にても無償提供され、小冊子も付属されたとのこと。

SP2適用状態
コントロールパネルのシステムのプロパティにて表示されたSP2の様子。画面はProfessionalの場合。
SP2の目玉 セキュリティーセンター
SP2にての新機能となるセキュリティーセンター。ファイアウォール、WindowsUpdate、アンチウィルスソフトが統合されたものであり、コンピュータのセキュリティを高める環境が提供されている。

自動更新はウザいので無効にしている。またアンチウィルスソフトは導入していないので見つからない という表示がされている。

ファイアウォール 自動更新 広告ブロック
     
サムネイルをクリックすると拡大表示されます
WindowsXPとなりOSに標準で装備されたファイアウォール機能。SP2により更なる強化がされた。通信関係のソフトを起動するとそのままでは通信ができず、警告ダイアログボックスが表示される。ここで「ブロックを解除する」を選ぶことで、初めて通信が可能になるもの。自動的にポート番号を利用可能にする機能も追加された。細かい設定などもできるが一般の人にとってはわかりにくいところである。市販のファイアウォールソフトを導入している人も多いと思うので、併用することによりセキュリティを高めることができると思う。

おなじみのWindowsUpdateも強化された。定期的に自分でWindowsUpdateにアクセスすればよいので通知領域による更新の促しも煩わしいので無効にしてある。

ポップアップウィンドウを自動的にブロックする機能もようやく搭載された。各種のインターネットエクスプローラをアシストするツールバーやタブブラウザには広告ブロック機能なども装備されているので今さらという感じも否めないが評価されるところ。

エッチぃサイトや無料Webサイトを巡回する人にはうれしい機能と言えよう。特定の広告は表示することもできる。OS側で標準装備されたとなると、新手の広告表示方法を行うサイトも増加されるはず。

危険が一杯 インターネット
エッチぃサイトやいわゆるアングラ系のサイトにありがちな大量ポップアップや、勝手にダウンロードされることや危険なスクリプトの実行を防ぐことも行われるようになった。絶対安心とまではいかないがこれらの機能はインターネット初心者にはありがたい。ブラウザ上部になにやら警告が出てくるようになっている。
画面は私が作ったアヤシイサイトなので実在しません。アヤシイ感じ出てるかな?

サイトによっては過剰なセキュリティ保護により正常表示できないところもあるので、安心できるサイトでは表示の許可を認めておこう。

SP2はセキュリティ機能の増加がメインとなった
SP2の主な新機能をみてきたが、この他にもコントロールパネル内のシステムの設定や、標準装備のメールソフトであるOutlookExpressの機能強化などもされている。SP2を適用するとセキュリティ面での機能強化だけでなく、メディアプレーヤの最新版、DirectXの最新版もインストールされる。再インストールを頻繁に行うユーザーは適用CDを用いてのクリーンインストールがお勧め。

SP2はこれまでの修正プログラムの寄せ集めだけではなく、セキュリティ面での機能強化がされた。一方では既存システムとの互換性問題の発生などが懸念されており、場合によってはSP2の導入をしばらくは見送る、または導入しないほうが良いという声もちらほら聞かれる。しかし個人利用であるPCとは言え、脆弱性を攻撃するウイルスやワームなどの脅威からシステムを保護するために、セキュリティ機能の強化は必須と言えよう。インターネットに接続することを主とするPCの利用状況では絶対安心とは言えない。

SP2発表後にもすでに脆弱性がみつかっており、ソフトである限り全てを完全に防ぐことはできないのは自明である。いずれにせよ、PCを使うユーザーの行動次第で対応するのが最もよい方法であろうか。

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